アメリカの威信 フォードの猛攻         

 

 

 

【 1965年大会 】

 

Winner! フェラーリ250LM(275LM)

No21 ホーソン/ヴューブ

モデル:1/43 BANG

 

フォードは前年で完全にフェラーリの前に敗北しました。

彼らを倒す為には新型の強力なマシンが必要です。

そこで、フォードは排気量7リットルのモンスター・マークⅡを作り上げます。

さらに昨年の改良型GT40も投入です。(40とは地面から40インチの意味)

迎え撃つフェラーリもP2をデビューさせ、その他に7台ものエントリーです。

予選では、フォードの圧倒的パワーが炸裂します。

フェラーリから乗り換えた、フィル・ヒルがドライブするフォード・マークⅡは予選タイムを9秒も短縮します。

いまやスピードではフェラーリは対抗する術がありません。

レースが始まるとやはり、フォードが先行します。

フォードは恐ろしいペースで周回を重ねますが、悲しいかな信頼性が不足です。

2位を走るマシン、トップを走るマシン…やがて全てのマシンがトラブルに襲われ、

なんとフォードはレース2日目を迎える事にはマシンは全滅してしまったのです。

そうなるともうフェラーリは楽勝です。

ワークス330P2を先頭に悠然とレースをリードします。

しかし、330P2もブレーキの欠陥によるトラブルに襲われ、なんと全てリタイヤに追い込まれます。

ワークスを失ったフェラーリはプライベートの275LMがかろうじてトップを守ります。

結局、NARTから出場していた、プライベート275LMのグレゴリー/リント組のフェラーリがこの波乱に満ちた大会を制しました。

終わってみれば、今年も2位、3位もフェラーリが独占し帝国の強さを見せ付けました。

フェラーリはなんと6連勝し、結果だけ見ればもはや無敵かとも思われました。

しかし、よく見ればプライベートが辛うじて勝った内容はその凋落の傾向がみられます。

 

そして、この36年前の勝利が、この名門チームの現在までの最後の勝利となっています。

果たして、名門フェラーリがサルテで復活するのは何時になるのでしょうか?

モデルはBANG。

一応、優勝車両という事になっています。

ショートノーズなのが気になる…(-_-;)

確か、ルマンを制したのはロングノーズでは無かろうか?

と思うのですが、どなたか知ってたら教えて下さい。

 

モデル:1/43 イクソ

  

 

【 1966年大会 】

Winner! フォード・マークⅡ

No2 B・マクラーレン/エイモン                     No1 K・マイルズ/ハルム

 

この年、いよいよフォードは極めにきました。

今年は必ず優勝する。その決意が強く感じられる体制となりました。

新型のマークⅡを実に8台、GT40も5台も投入してきました。

対するフェラーリとてまだ、負けたわけではありません。

新鋭のマシン330P3を生み出し、フォードのスピードに対抗します。

フェラーリも8台ものエントリーで前人未踏の7連勝に挑みます。

アメリカからは、美しいボディをもつシャパラル2Dも参加しました。

ポルシェも906の競争力が年々高まってきています。

 

さて、本選が始まる前に、ちょっとした事件がありました。

フェラーリのエースJ・サーティースが、チームと喧嘩別れしてしまったのです。

フェラーリは土壇場でエースドライバーを失いました。

不吉な前兆です。

レースでは、フォードの猛威が吹き荒れます。

フェラーリ330P3は燃費はいいのですがギヤトラブルに襲われ、1日目にてなんと

全滅してしまいます。

マークⅡ楽な展開ではありませんでした。上位1,2,3位以外のマークⅡも

トラブルに襲われ脱落してゆきます。

しかし、なんという幸運か!上位の3台はその後トラブルに襲われる事も無くそのまま

ゴールまで走りきってしまうのです。

フォード長年の努力がついに収穫の時を迎えたのです。

 

さて、ここでこの優勝にミソが付く?事が起こりました。

1,2,3位でゴールすると判ったチームは喜びのあまり、各マシンに

「1,2位はペースをそれぞれ落し、3台でパレードしながらゴールしてくれ」

と指示を出したのです。(現代でもよく見ますよね)

各マシンも異存はありません。

トップのK・マイルズは、ペースを落しB・マクラーレンと合流し、さらに2台は3位のR・バックナムと合流します。

カッコよくパレードまではよかったのですが、マイルズはペースを落しすぎました。

マクラーレンが前に出てしまったのです。

しかし!マイルズが周回遅れだと思っていたマクラーレンは同一周回だったのです!

知ってか知らずかB・マクラーレン。

そのまま、チェッカーを受けてしまいました。そうです、優勝しちまったのです!

マイルズは、何が起きたかしばらく理解できなかったそうです。

 

マイルズさんは、その後事故で亡くなりました。

彼はルマンを制することなくこの世を去ってしまったのです。

なお、フォードのオフィシャルビデオなどではこの事は全く触れられていません。

フォード・マークⅡ No2 No1

団子になってゴールしたマシンです。

BANGからは、マークⅡ、GT40と発売されていますが車高が低すぎるのでは?

とよく思います。

今度、セブリング古いものがあるので、フロント車高を上げてみようかな?

モデル:1/43 BANG

 

 

 

Winner! フォード・マークⅡ

No2 B・マクラーレン/エイモン

 

ありゃ〜デルプラドぁら出ました!BANGより、全然安いのにこっちの方が似てる!

全体程にデルプラドの方が、仕上げのチープ感を否めませんがプロポーションは明らかにこちらの方が

似ています。ホイルなんか絶対にデルプラド!

 

うーん、デルプラドのレーシングシリーズはあなどれないかも!

 

モデル:デルプラド・コレクション 1/43

 

 

 

フェラーリ330P3

No27 ペドロ・ロドリゲス/リッチー・ギンザー(情報提供:NGDRIVERさん)

 

モデルが存在する事自体、嬉しいのですが如何せん出来はイマイチです。

BANGと並べると、随分形が違うのに驚かされます。

ただ、どちらが正確なのかは判りません。

 

ドライバーは、ロドリゲス兄弟のペドロ兄ちゃんです。

ホンダと縁深いギンザー氏とコンビだったのですね!

 

モデル:ブルム 1/43

 

 

ポルシェ 906カレラ6

No58  クラス/ストメーレン

 

モデルはカルツォ。これはなかなか良い出来です。

嬉しい一台です。

ライト周りといいほとんど文句がありません。ホイルなどは最高です!(^.^)

ただ、タイヤハウスがボディと同色のホワイトなので目立ちます。

これは、つや消し黒を塗ってあります。

 

モデル:1/43 カルツォ

 

 

 

ポルシェ906LE.Lemans1966

No30 

 

この年代あたりのポルシェは、大変美しい物が多いです。

このカレラ6もその一台です。

このモデルは、ロングノーズ+ロングテールのタイプがモデル化されており、ルマンという舞台に実にマッチしています。

 

リヤカウルは脱着式になっており、中のエンジンを垣間見る事ができます。

昔タミヤで作ったカレラ10のエンジンを彷彿とさせます(^_^;)

パイピングはされていますが、まあ最低限のレベルです。私はこれで十分だと思います。

 

このリヤカウルには、ショートテイル版のキャストもあって、PMA限定の最高速度記録挑戦車両などが

このショートテイル版として発売されています。(お値段は・・・・結構いい値段がついてます)

 

フロントのトランク?スペースにはタイヤがきちんと収められています。

カバーはダイキャストでボディに載せるだけ。

このモデルは、このフロント・トランクカバーとリヤカウルは「ボディに載っているだけ」なので、うっかり忘れて

ひょいとひっくり返すと大変な惨事を招きます。(実は体験済み(T_T)だったりして)

 

ボディの塗装はオートアートと同レベルの質の高さ。

まったく問題ありません。ドアのチリもぴたり合います。

リヤカウルが若干はめ難い・・・・まあ我慢できる範囲です。

 

ロングノーズモデルは、やっぱ目新しい!中々の逸品です。

 

モデル:PMA 1/18

 

 

 

シャパラル2D LM66

No9  P.ヒル/J.ボニエ

 

モデルはPMA。私の嫌いな化粧箱入りです。

化粧箱モデルは、飾るのが大変だわ、値段が高いわと良いことはひとつもありません。

恐ろしいことに、これから出るPMA製のシャパラルは全てこの化粧箱製です。

売れ行きにも悪影響があると思うのですが。

一刻もはやく、やめて欲しいところです。(ーー;)

 

出来に関しては、私の大好きなPMAですか、厳しい点を付けざる得ません。

まず、似てない!!

ボディラインが変です。

お尻が長すぎ!サイドボディが太りすぎ!

 

ライト周り、特に見せ場の先端ライトを省略するとは言後同断!

中途オ半端なエンジンつけるくらいなら、無くていいからライトつらい付けろ!

もう、高いお金払って買っているのに、「ロボコン0点」状態です。

今回は、まったくぷんぷん!です。

レジンキットで作り直すか・・・・(-_-メ)

 

モデル:1/43 PMA

 

 

 

【 1967年大会 】

 

Winner! フォード・マークⅣ 

No1 D・ガーニー/A・J・フォイト

 

完全にフォードに敗れたフェラーリ。しかし、このまま引き下がる訳にはいきません。

"レースカー史上最高の美"とよばれる330P4を開発しました。

スピードでも、フォードに引けを取らないことは実証済みです。

昨年の改良型などと合せて8台で挑戦です。

対するフォードもマークⅣを新開発です。

既にニュルなどで優勝し、ポテンシャルは証明済みです。

この新型を含む10台で臨みます。

 

シャパラルも、またやってきました。2台の2Fの投入です。

巨大なウイングを搭載し、7リットルV8です。

マシンは非常に速く、最後までマークⅣとポール争いを演じました。

レースが始まるとフォードが先行します。

一方フェラーリは極められたレースペースをしっかり守ります。

序盤優勢なフォードですが、フェラーリがやはり着実に迫ってきます。

レースも半ば頃、アンドレッティの駆るフォードがトラブルでリタイヤすると、

次々と他のマシンにも波及し、3台がリタイヤに追い込まれました。

 

しかし、まだD・ガーニーがトップを守ります。

フェラーリが2位、3位と迫ります。

ですがフェラーリの追い上げもここまででした。

ワントラブルで逆転できる状況までは待ち込みましたが、ガーニー組は走りきってしまったのです。

 

最終的にフォードⅣのD・ガーニーが優勝しアメ車に乗ったアメリカ人が優勝するという

陣営にとっては嬉しい結果となりました。

 

モデル:1/43 イクソ

 

 

シャパラル 2F

No7 ヒル/スペンス LM67

モデル:1/43 プロバンス・ムラージュ

 

巨大なウイングは当時、驚きと奇異の目をもって見られました。

速さは十分過ぎるほどあったので、好意的なものが多かったようです。

2年間の出場でしたが、シャパラルとしては思い通りの結果を出す事はできませんでした。

(結果はいずれもリタイヤ)

モデルは、プロバンス。これはGoodです!(^o^)丿

まあ、ホイルのセンターナットだけは頂けませんが。(私はオミットしました)

ちょっと、失敗作なのでもう一台作ろうかな…・

 

シャパラル 2F

No8 ジェニングス/ジョンソン LM67 

 

No7のヒル/スペンス組は、レジンキットで組んでしまったので、No8を購入しました。

タイヤのリボンが泣かせます。渋い!

塗装は、なにせ真っ白なので若干気になる所もあるにはあります(^_^;)

 

モデル:1/43 PMA

 

 

 

 

 

ポルシェ 910 LM67

No39 Udo Schutz / Joe Buzzetta(情報提供:りっちさん)

 

綺麗なラインのマシンですが、製作するときは大変です。

あまりにプレーンなラインでかつ、塗装もシンプルな為、ごまかしにくいのです。

ボンネットの青がとても綺麗です。

クリヤーコーティングがちょっと"なみなみ"してしまったのが残念。

2000番で出来るだけ平滑にはしてみましたが…・・

キットタイトルには"Lemans"となっているのですが、ビデオ映像をみると少し

マーキングが異なるような気が…うーむ…・(-_-;)正解は?

 

モデル:1/43 プロバンス・ムラージュ

 

フェラーリ330P4

No19 G.KLASS/P.SUTCLIFFE(協力:エイトハーフさん)

 

BANGから、ずいぶん沢山の330P4は発売されています。

ルマン仕様のNo21です。日中走行用のカバーが装着されています。

内装などがちょっと荒いのでばらして塗装してあります。

マフラーは穴あけ加工しました。

ライトカバーがカッコ悪いデカールが貼ってあるので剥がして塗装してみました。

ホイルを半艶にしても良いかもしれません。

上のブルムを形状の比較をすると面白いです。

 

モデル:1/43 BANG

 

 

【 1968年大会 】

 

Winner! フォードGT40 

No9 P・ロドリゲス/L.ビアンキ

 

この年からまた、排気量のルールが変更になりました。

プロトタイプは3リットル、GTは5リットル変更です。

自動的に、フォードマークⅡ、フェラーリ330P4、シャパラルなどは参加不能になりました。

喜んでいるメーカーもあります。

マトラは、F1用のマトラエンジンをデチューンしMS630に搭載して出場です。

ルノーもA110を繰り出します。

 

チャンス到来はポルシェです。906、907を生かして3リットルの908を新作して一気に優勝狙いです。

フォードは、やむなくGT40を再び引っ張り出してきました。

上限ぎりぎりの5リットルまでボアアップです。

この年は、労働者のストライキ問題などがあり、ルマンは遅れて開催されました。

この結果、JWモーティブにとって誤算がひとつ発生です。

エースのJ・イクスがなんとF1にて骨折の事故を起こしてしまったのです。

そこで、代理のドライバーとして、あのペドロ・ロドリゲスを起用しました。

 

レースはやはりポルシェです。908は素晴らしい速さでサルテを駆け抜けます。

しかし、新型の悲しさトラブルが次々と襲い掛かります。

そうしているうちに、ロドリゲス組のGT40がじわじわ上がってきました。

半分経過する頃には、気が付いてみれば908はほぼ脱落。

GT40はついにトップにあがります。

開発し尽くされたGT40はトラブルが少ない為でしょうか?

ロドリゲス組のGT40はそのまま走りきってしまい、優勝を果たしました。

フォードはマークⅡ、Ⅳを欠きながらもまたも優勝したのです。

 

また、マトラは終盤には2位に上がっており大健闘でしたが最後の最後にクラッシュしてレースを終えました。

しかし、今後の布石として彼らには大きな収穫となりました。

 

イクソからついに出ました!1968優勝車両です(^○^)

出来はまずまず。大変低い車高などが再現されてます。

Bangなどに比べると随分カッコ良いです。

 

タイヤが特に泣かせますね〜。このリボン印刷がGood!

先っちょが丸すぎますが、ご愛嬌としましょう。

この調子で、マークⅡなども作って欲しいなぁ。

 

モデル:1/43 イクソ

 

  

 

 

ホーメット TX LM1968 

No22

 

この「車は、ガスタービン・カーです。

ようは、もともと飛行機用のエンジンですね。

この車のエンジンも、ヘリコプターのエンジンです。

 

68年大会に2台出場しましたが、目立った活躍は出来ませんでした。

(2台ともリヤイヤ)

 

モデルは、ビザール1/43。

普段はまず買わないメーカーです。

よくセレクトしないと、どうにも完成f度がもう一つなので(^_^;)

しかし、このモデルは悪くない塗装が施されており、買い!とみました。

 

うーむ、じっくり眺めてもなかなか悪くない。

今後は、少し見直さなおそう。

 

モデル:1/43 ビザール

 

 

 

 

【 1969年大会 】

 

Winner! フォードGT40

No9 J・イクス/オリバー

モデル:1/43 ジョエフ

 

歴史に残る有名な年となりました。

この年はスポーツカーぼ定義が変更となり25台製作されるとスポーツカーとして

参加できる事になりました。

この規則を知ってポルシェは、早速プロトタイプのようなマシンを25台製作し、

「これはスポーツカーだ」といって出場してきました。そのマシンは「ポルシェ917」ついにサルテその姿を

現しました。

JWモーティブは今年もGT40で参戦です。しかし、917のような怪物相手に勝負は

難しいところです。

エースドラーバーJ・イクスがドライブします。

 

レースは名物ルマン式スタートで始まりました。

皆、急いでマシンに駆け寄り乗り込む中でイクスはゆっくりと歩いてマシンに乗り込み

シートベルトをこれまたゆっくりと締めてからスタートしました。

他車からはすでに1分は遅れています。

「レースは長いんだ。慌てても仕方ないよ」彼は言いましたが真相は危険なシステムへの抗議でしょうか?

 

残念ながら彼のこの暗黙の抗議もかなわず、死亡事故が1周目で発生しています。

シートベルトの問題でしょうか。

(このスタートはもう少し後で廃止になります)

レースは怪物917の前を走れる車など存在しません。

917はグングン飛ばし、1,2位を独占します。その後にも908が続きます。

イクス組は8位あたりをうろうろしています。

 

しかし、なんという事でしょう残り4時間といい所でトップの917がゆるゆるとピットインです。

そして、もう動かなくなってしまいました。

気が付くとイクスのGT40がトップを走っています。

しかし、トラブルから復帰したヘルマンの908が弾丸のように追い上げてきました。

 

ここからは歴史に残る名勝負です。

イクスのGT40、ヘルマンの908が周回毎に順位を入れ替えながらついには

ファイナルラップです!

ストレートで勝る908はユノディエールで一気にオーバーテイクしますが、

ブレーキの不調でブレーキングがいけません。

最後のミュルサンヌでヘルマンも可能な限り頑張りますが、イクスに刺されてしまいます。

ゴール目前で抜かれたヘルマンはもう抵抗の術がありません。

史上最も僅差のレースは、イクスの勝利に終わりました。

JWモーティブは2連勝です。

そして、ミスタールマン・J・イクスの最初の勝利でした。

 

イクスは908が迫ってきた時、どうを思ったのでしょう?

「やべ!もっと急いでスタートすりゃ良かった!」なんて思わなかったのかな?(^_^;)

とあらぬ想像をしてしまいます。

だって、スタート時にヘルマンには2分近く離されたんですから。

 

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モデルはジョエフ。もう倒産していまい、扱いはありません。

価格いい値段します(^_^;)。開閉ギミックがあり、ドア、フロント、リアカウルが

開閉します。細かいところまで良くできているのですが、タイヤのバランスが大変悪いです。

オーバートレッドでしょうか?タイヤ自体もオーバーサイズでは?と感じます。

その内、シャフトなどを詰めてみようかな、と思っています。

モデル:1/43 イクソ 68年モデルとは、スポンサーデカールの位置などが細かくは異なります。

 

 

 

2nd ポルシェ908 LM69 

No64 ヘルマン/G.ラルース

 

モデル:1/43 エブロ

 

 

 

ポルシェ917 LM69 

No12 V.エルフォード/D.アトウッド

モデル:1/43 プロバンス・ムラージュ キット

 

「これはスポーツカーだ」そう名乗ってこのマシンは現れました。

69年、速さではこのマシンにかなう者はいませんでした。

強力なエンジン、可動式リヤウイング。

革新メカの結晶でした。

しかし、その実マシン特性はかなりのじゃじゃ馬。

車検時に「リヤウイングを固定するか、取れ」と言われても決して譲らず、

「このままか、欠場だ!」と強硬に主張していたのも、このウイング無しではまともに走れなかった様です。

 

この年の目玉マシンでしたが、途中リタイヤで姿を消し、主役はヘルマンの908に譲っています。

なお翌年は、可動ウイングを無くし大改造施してからは、ドライブし易くなったようです。

 

キットは秀逸です。

これはスタータのキットだったのでしょう。

サイドフォルムがなんとも、ひらべったい!

ウインドパーツがスペア付で2個になったのが助かります。

なお、ポールを取ったのはNo14、R.シュトルメンで鼻先が黄色いマシンです。

 

このマシンの大変不思議なのが何故鼻先にポルシェマークが無いのか?

資料見ても現物には無いようです。

しかし、No14、R.シュトルメンの鼻先黄色のマシンにはポルシェマークが光っています。

いったい何故なんだろう?(ーー;)

エブロの新作ですが・・・・

ちょっと太め?のような・・・・

そうでもないような?^_^;

 

モデル:1/43 エブロ

 

 

 

 

ポルシェ917 

カラーリングは適当ですが、ルマン仕様みたい

 

怪物として名をはせた、ポルシェ917です。

全体フォルムはなかなかいい形をしています。

車検でもめにもめた、可動式テールウイングが良く判ります。

 

モデルはノレブ。

一応1/43です。

製造年月日は、1969年となっていますから、本当にこの年のおもちゃです。(すごい!)

ヘッドランプ欠損はご愛嬌として大変価値あるものと思います。

譲っていただいた旦那!ありがとうございます。m(__)m

なにしろ¥300だもんね・・・

 

頑張ってプロムラも早く完成させなくては。

 

モデル:1/43 ノレブ

 

 

 

 

フェラーリ312P

No18 P.RODRIGUEZ/D.PIPER(協力:エイトハーフさん)

 

シンプルな楔形のマシンです。

個人的には結構好きです。330Pシリーズとは似ても似つきませんが何でこうなったのでしょう?

デザイナーに是非聞いてみたい所です。

非常に低いフロントウインドですが、ドライバーは疲労しなかったのだろうか?(^_^;)

 

モデル:1/43 BEST