★アウディの無敵艦隊 さよならアルベルト ★
ここ数年で、メーカー色が強まっているルマンです。
大メーカーが参戦して華やかになるのは大変結構な事なのですが、一旦優勝してしまうと
とたんに撤退してしまう。どうにも悲しい事です。(フォーミュラ1等に挑戦しているようですが)
現在は悲しい事にメーカー参戦の谷間であり、有力なチームはアウディくらいです。
今後のGM,ベントレーの本気に期待したいところです。
明るい話題もあります。
童夢S101の登場です。
無限エンジン搭載車もテストされており、応援するところが増えて大変嬉しいです。(^o^)丿
【 2000年大会 】
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Winner アウディ R8S No8 バリラ/クリステンセン/ピロ
昨年のメルセデスによる空中回転は大事にこそ至らなかったもののルマンにも大きな影響を与えました。 屋根の無いマシンで飛んだらどうなるか?考えたくも無い事です。
そこで、ACOはLMPクラスのレギュレーションを決して空を飛ばないもに変更しました。 一番大きなものは、リアタイヤ直前に20mmの厚さのスキッドプレートを装着させ、 いかなる時もマシンが前傾姿勢をとるようにした事でした。 しかし、このレギュレーションは発表が遅かった為に、多くのエントランスを混乱に陥いれます。
アウディ。このビッグネームがルマンにやって来ました。 百戦錬磨のレース屋、ラインハルト・ヨーストと組んでの参戦です。 ご存知の通り、ヨーストは既にルマンを4回も制しています。 マシンに目を向けると、トニーサウスゲート氏が製作したこのマシンは大変美しい仕上がりとなっています。
特徴である、3.6リットルターボエンジンは,本来3.2リットルの予定でしたがヨーストの意向でこの排気量となりました。 また、リアセクションの簡単な交換を可能にせよ。という要求から完全にモジュラー化されたリアセクションは メカニックの訓練の結果、最短5分で交換可能となりました。(普通は30分位かかります)
後は、ヨーストのレース戦略に従って走るのみです。 メルセデス・トヨタが去り、ポルシェもいないルマン。 さらに、強力なアウディのマシン。 残念ながら結果は明らかでした。 まさしく、圧倒的な速さでルマンを走り抜けたアウディは表彰台を独占し、自らの初優勝に花を添えました。 この専制者を倒すのは誰なのでしょうか?
モデルはPMA。 大変かちっとした出来で、好感が持てます。 塗装も美しく、複雑なラインのコックピットサイドも綺麗に仕上がっています。
モデル:PMA 1/43 |
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キャデラック LMP DAMS No3 ベルナール/コラード/モンテジー
”アメリカから黒船来襲”ついにGMの登場です。 キャデラックブランドを使用し、特有のフロントグリルをつけたそのいでたちは我々を大きく期待させました。 ワークスと、DAMSからの参戦です。 どちらかと言うとレースにかけては百戦錬磨のDAMSの方が期待されたようです。
ルマンに現れたマシンは、残念ながら開発不足が目に見えて明らかでした。 しかし、パワー不足ながら良好な燃費を武器にルマンを戦い抜く予定です。
レースでは、しばらくはアウディに続き頑張っていましたが、ギヤボックスの問題で遅れ始めます。 さらに意外なトラブルがキャデラックを襲いました。 ピレリタイヤのバーストです。 昨年に続き今年もバーストに見舞われるピレリは、最後に4位を走行していたキャデラックにも発生し 21時間目にサスペンションまで完全に破壊してしまいました。
モデルはBBRのキット。 初めてBBRを制作しました。精度が高いのでほとんどプラモデル感覚です。 部品点数が多く、プロムラばかり作っている私にはちょっとメンドくさい!?(^_^;)
モデル:BBR キット 1/43 |
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5th バノス LMP スパイダーLM2000 No12 加藤寛規/T/コロネル/ラファネル
空を飛ばないルール。これで一番ひどい目にあったのがバノスと言われています。 風洞試験完了後に加えられた、ルール適合の改造の結果、マシン特性は当初のものとは全くの別物になってしまいました。 ハンドリングの悪化、最高速の減少。この次点で彼らの成功は望み薄でした。 レースでは、やはり精彩を欠くバノスでしたが、エースの加藤さんの頑張りもあり、しぶとく走り続け5位をGETしました。 なんとも残念な2000年のレ−スとなりました。 モデルはアクション。 アメ車なのでミニチャンプスはアクションブランドで販売されています。 マッチ達の走った、カップヌードルもなかなか良いですが、私はこのシンプルカラーのワークスが好きです。 マシンも前年度よりシェイプアップされて事が良く判ります。 モデル:PMA 1/43 |
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コルベット C5-R GTS No64 ピグリム/コーンズ/フェオン
美しいシルエット。美しいカラーリング。 GMが、ついにコルベットを送りこんできました。 マシンバランスに優れ、ハンドリングも素性が良いこのマシンは、 市販プライベート供給をクライスラーバイパーにとって変わるためにルマンに現れました。
しかし、運命は皮肉です。 ライバルが無く、目標を失っていたクライスラーは このコルベットをターゲットに著しい改良を加えてきたのです! バイパーはチームオレカが大幅な改良を加えた結果、コルベットをしのぐ速さを身につけました。 さて、今後どうなって行くのでしょうか?
モデルはPMA。 カラーリングが私の好みだったので買ってしまいました。 デイトナ仕様もなかなかいいです。
モデル:PMA 1/43 |
謎のマシン。ポルシェLMP LM2000 ポルシェLMP LM2000。ポルシェV10を搭載する、このマシンは実は完成していました。 99年11月にはシェイクダウンテストも実施しています。 テストも良好で、十分な速さを持っている事が確認されました。 マシンは、2台が製作され、パーツも5台分準備されたところで、突然プロジェクトは終了します。
何故か? ポルシェは一切その理由を語りません。 キーワードはポルシェ一族のフェルディナント氏は、VW・アウディグループの最高権力者です。 という事は? モデル:未発売 |
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【 2001年大会 】
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Winner アウディ R8 No1 バリラ/クリステンセン/ピロ
この年のルマンは、やはりアウディ中心で廻ります。 予選は、アウディの強さが目立ちます。セミワークスを含め、1位2位3位を独占です。 しかし一方で、童夢チーム・オランダ9号車が4位入り決勝でも大きく期待されます。
決勝がはじまると、まずは童夢のパフォーマンスです。 9号車は、無理やりとも言える走りでトップに立ちます。 しかし、アウディは慌てず、悠然とトップをとり返します。 ここで、3周目にはやくも雨が降り始めました。 その後のレースは天候の変化に翻弄されるレースとなりました。
雨はやがて豪雨となり、もはやレーシングカーで走るのは困難な様相を呈してきました。 次々とクラッシュが発生し、ペースカーランとなります。 雨もおさまり、レースが安定すると、総合力に勝るアウディが上位を占します。 ベントレーとクライスラーがついて行きます。
朝を迎える頃、アウディになんとか追いすがっていたクライスラーもエンジントラブルでリタイヤです。 またアウディ2号車もスピンでリヤセクションを痛め交換をしますが、わずか2周分のロスで復帰します。 3位のベントレー以下は、この時点でトップに10周以上の差をつけられています。
終盤は、余裕のアウディは、リヤセクション交換なども披露しながらするすると逃げて行きます。 結局、当初から安定した速さを誇ったアウディ・チームヨーストが優勝しました。 アウディは3位以下に15周もの大差を付け、まさに無敵艦隊です。 チーム・ヨーストは2年連続、同一ドライバーで2連覇を達成しました。
3位には、ベントレー・EXPスピード8が入りました。 ベントレーは長い年月を経てついに復活したのです。
モデルはPMA. 昨年型と良く似ていますが、コックピットサイドのインテイク形状がかなり異なります。 今回もかちっ!とした仕上がりで私は好きです。
モデル:PMA 1/43 |
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ベントレー EXPスピード8 No8 ウォレス/バンデ・ポール
この年のルマンは、やはりアウディ中心で廻ります。
3位に入賞をはたした、ベントレー・EXPスピード8です。 ベントレーは長い年月を経てついに復活したのです。
モデルはイクソ。 悪くない出来です。PMAさえ見なければこれでキット十分なのでしょう。 年々贅沢になって困り物です(^_^;) PMAからもリリースが既に決定しており、さて何時出てくるやら。 なにしろ、2000年キャデラックすらまだ発売されていないのですから。
モデル:イクPMA 1/43
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ベントレーの黄金期のマシンをちょっと紹介。 いわゆる、クラッシクカーです。 こんなに時が経過していたのですね。
ベントレー 3L ルマン1924ウィナー モデル:イクPMA 1/43
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アウディ R8 ガルフ No4 S.ヨハンソン/T.コロネル/P.レマリー
やってきました!ヨハンソン(^○^) フォーミュラ1でもおなじみのステファン・ヨハンソンさんのチームです。
マシンは昨年型の改良版です。 あわよくば優勝も!と狙ってましたが、残念ながらレース半ばでリタイヤとなりました。
モデルはイクソ。 懐かしくも美しいガルフカラーをまとっています。 PMAからも出てしまった・・・・(T_T)
モデル:イクソ 1/43 |
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童夢 S101 フォーオランダ No9 J.ラマース/D.クレヴェル/V.ヒルブランド
派手な塗装、予選でのパフォーマンス。 意地を見せた決勝でのトップラン。 なにかと目だったマシンでした。
レースでは残念ながら、豪雨のなかで追突されてしまいその後リタイヤしてしまいました。 非常に残念な結果でした。 今年は、いったいどうなるのでしょう。楽しみです。
モデルはエブロ。 特殊なデカールをオーブンで加熱する事でフィッティングをはかり、この特殊な市松模様を再現しています。 なんと、クリヤーコーティングまでされています。 まったくもって驚きのミニカーです。(@_@)
なんと、リヤカウルまであける事が可能で、コストパフォーマンスが高いです。 ジャッドエンジンを見る事ができますが、早く無限エンジン搭載車を見たいところです。
モデル:エブロ 1/43 |
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童夢 S101 デン・ブラ・アビス No10 J.ニールセン/加藤寛規/C.エルガード
加藤さんのドライブする、10号車です。 9号車に比べると、地味なレース展開になってしまいました。 それでも、しぶとく走っていたのですが、完走したことの無い、ジャッドエンジンが予想通り? 根を上げてしまい残念ながらリタイヤです。 日本をイメージしたマシンはとても親近感にあふれ、思わず応援したくなります。
この10号車はグッドイヤー。9号車はミシュランを使用しています。
モデル:エブロ 1/43 |
【 2002年大会 】
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Winner アウディ R8 No1 バリラ/クリステンセン/ピロ
現在原稿執筆中!
モデル:PMA 1/43 |
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ベントレースピード8 LM2002 No8 A.Wallace/E.Van.De.Poele/B.Leitzinger
2003年、見事73年ぶりのルマン制覇を果たしたベントレー。 昨年は、これといった結果を残す事が出来ませんでしたが モデルは発売されています。
この車のボディカラーは大変美しい・・・。 この大変美しいメタリックグリーンは、ブリティッシュグリーンを表現しています。
気になるのは、金色のライン部分です。 このモデルでは、金色になっていますが実車も、本当に金色なのでしょうか? レーシングマシンは、「テレビ画面で見た時に、狙った色に見える色に塗る」というお約束があります。 マールボロのレーシングカーの蛍光ピンクは、この理由により赤でなく、蛍光ピンクに塗られています。 (ブラウン管ごしには赤く見える)
同じく、マリオアンドレッティの駆ったロータス78などで有名な「JPS」は、黒に金色というイメージですが、 実車は「黒」と「肌色のライン及び文字」で塗装されていました。 当時のブラウン管を通して見ると金色に見えたのですね。
もっとも、最近はブラウン管の性能も飛躍的に向上しています ので、そのままのカラーに塗っているのかな?
モデル:PMA 1/43 |
【 2003年大会 】
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Winner アウディ R8 No1 バリラ/クリステンセン/ピロ
現在原稿執筆中!
モデル:PMA 1/43 |
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パガーニ・ゾンタ No61 A.kumpen/D.Hart/M.Hezemans
モデル:スパーク 1/43 |
【 2004年大会 】
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Winner アウディ R8 No5 クリステンセン/荒/カッペロ
現在原稿執筆中!
モデル:イクソ 1/43 |
【 2005年大会 】
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Winner アウディ R8 No5 クリステンセン/レート/ワーナー
優勝し続けるR8・・・・もう何台目かな? 悪いですが、ちょっと飽きた・・・・ クリステンセンは、引退するまで何回優勝するのでしょう!(@_@;)
モデルは秀逸です。 最初は、ショートしたようですが、追加が入ったかな? 今は、それなりに流通したようです。 出来は良いですが、このカラーデザイン自体がどうもピシッ!としないので (個人的には)あんまり好きではありません。(^_^;)
モデル:PMA 1/43 |
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アストン・マーチン DBR98 No59
原稿執筆中!
モデル:謎中 1/43 |