1923年 〜 1939年


                           

 

ルマン創生期         

 

●ル・マン誕生

 

 

【 1923年大会 】

 

Winner! シュナール・ワルケール

No9 A.Lagache/R.Leonard

 

現在、原稿執筆中!

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

【 1924年大会 】

 

Winner! ベントレー 3L

No8 J.Duff/F.Clement

 

現在、原稿執筆中!

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

【 1929年大会 】

 

Winner! ベントレーSPEED 6

No1 W.Barnato/H.Bierkin

 

現在、原稿執筆中!

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

 

【 1931年大会 】

 

Winner! アルファロメオ 8C

No16 Lord Howe/H.Bierkin

 

ヴィット・ヤーノ氏がデザインしたマシンです。

2.3リーッターのスーパーチャージャー付きのマシンでした。

当時のミッテミリアでは、すでに無敵だったようです。

 

このマシンの優勝は、イタリア車の初優勝となりました。

なお、過給気エンジンとしても、初の優勝になります。

当然アルファロメオとしても、初優勝となりました。

 

資料は白黒で色が判らなかったのですが、こんなに鮮やかなロッソ(赤)

だったのですね。ミニカーならではの楽しみです。

 

なお、この大会は完走車両がなんと6台のみ!という過酷なレースだったようです。

悲惨な事故もありましたが、ここでは置く事にしましょう。

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

 

【 1932年大会 】

 

 

Winner! アルファロメオ 8C

No8 R.Sommer/L.Chinetti

 

 

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

 

【 1933年大会 】

 

 

Winner! アルファロメオ 8C

No8 R.Sommer/T.Nuvolari

 

 

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

 

【 1934年大会 】

 

Winner! アルファロメオ 8C

No9 Ph.Etancelin/L.Chinetti

 

現在、原稿執筆中!

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

 

 

【 1935年大会 】

 

Winner! ラゴンダ ラピッド

No4 j.Hindmash/L.FONTES

 

この年のルマンは58台ものマシンが集まりました。

この時代はアルファロメオの天下であり、この時すでに5連勝。

まさしく破竹の勢いです。

マシンは基本は前年までと同じ8C2300です。

 

対するイギリス勢は、なんと37台。

しかしそのほとんどが小排気量であり、2台の4500cc

ラゴンダ以外はどうにも苦しい状況です。

 

スタートと同時にラゴンダがGo!・・・・・

でも1周目で既にアルファロメオが抜き返しています(ーー;)

しばらくすると・・・・1位、2位、3位がアルファロメオです。

 

あらら・・・・今年もアルファロメオかと思われましたが、トラブルで

アルファが苦しみだします。

各車エンジントラブルが発生し順位を下げてゆく中、ラゴンダが

ついにトップに浮上しました。しかし、アルファも追い上げます。

 

走りだせば、アルファロメオ。

あっという間に抜き返して、1位、2位を取り返します。

しかしこれで終わらないのがこの年ルマン。

なんとトップのアルファがエンジンブローでリタイヤしてしまいました。

2位のアルファもエンジン不調!ぐんぐん追い上げるラゴンダ!

 

やった抜き返した!ラゴンダトップに立ちました。

と・・・その矢先にラゴンダもエンジンの油圧が低下・・・・

ピットストップの憂き目に。

あえぐアルファがなんとか抜き返し・・・・ペース落として・・・優勝!

のはずだったのですが・・・・(@_@;)

 

なんとアルファは、ラゴンダの周回数を数え間違えていました!

そうです、抜き返す前に「ペースダウン」を指示してしまったのです。

 

ファイナルラップで気がつくも既に後の祭り。

よろめくラゴンダが、なんとかチェッカーを受けたのでした。

悲しみにくれるアルファロメオは、これ以降、現在に至るまで

もうルマンで優勝することはありませんでした。

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

【 1936年大会 】

大会中止

 

この年、フランス全土は、大変な世情不安に襲われた年でした。

フランスでは、ストライキが続発し、ルノーの工場も占拠されました。

このような状況で、この年のフランスは国がほぼ麻痺してしまっていたようです。

 

このような状況に陥り、ACOも開催に全力を尽くしましたが、開催の

1週間前に、開催を断念しました。

 

 

 

【 1937年大会 】

 

Winner! ブガッティ・57C

No2 J.P.WIMILLE/R.Benoist

 

現在、原稿執筆中!

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

【 1938年大会 】

 

Winner! ドライエ 135S

No15  E.シャブー/J.トレムレ

 

前年は、ブガッティの”タンク”が優勝しましたが、この年は参加していませんでした。

 

ドライエ(仏)は、この135S145で、レースに臨みます。

フランスからは、タルボも出走していたようです。

 

イタリヤからは、アルファロメオ。

しかも、大変美しいボディを持った「8C2900B」が出場です

レースが始まると、序盤ではやくも145の2台はリヤイヤ

それを尻目に、アルファロメオは快走します。

 

2位のタルボがリヤイヤすると、アルファロメオは更に楽な展開に。

3位から繰り上がった2位には、ドライエの135Sが、よろめきながら・・・・・・走っています。

 

このドライエ135Sは、やがて排気管も壊れ、ギヤもトップにしか入らないなどもう満身創痍となり、

リタイヤも時間の問題と思われました。

 

トップのアルファロメオは、それまでの記録を上回る最高時速240kmをマークするなど絶好調。

しかし・・・・好事魔多し!

 

レースもあと、数時間というところで前輪がバースト!

なんとか、修理したものの・・・・エンジントラブルも引き起こしなんとリタイヤ!

アルファロメロには悲しい結果となりました。

 

となると・・・・あれっ?トップは?

走っているのがやっとのオンボロが・・・・・気が付くとトップでゴール!

優勝してしまったのでした。

 

ドライエ、思いもしない優勝でした。

 

モデル:イクソ 1/43 

 

 

 

【 1939年大会 】

 

Winner! ブガッティ・57C

No1 J.P.WIMILLE/P.VEYRON

 

 ちょっと硬くなる、この一台。

イクソから発売のブガッティ。

通称「タンク」ニックネームの由来は、やはりその形状です。

マシンの特徴としてスーパーチャージャーを搭載していました。

レースではトップの脱落により、このマシンはブガッティに2勝目をもたらしました。

 

しかし、ブガッティの喜びもつかの間。

数ヶ月後には、世界は戦争の嵐に飲み込まれました。

その後サルテに、マシンが戻るまでには、ここから実に10年もの年月を要する事になるのです。

 

モデル:イクソ 1/43 

  

 

 

【 1940年 〜 1948年 】

大会中止

 

1939年に、始まった第2次世界大戦。

その年に、この地方も早々と占領されてしまいました。

戦争が終わっても、地域復興には時間を要し、実に10年という空白期間となりました。

 

【 1949年大会 】

 

Winner! フェラーリ 166MM

No22 L.Chinetti/L.Seldon

 

現在、原稿執筆中!

 

モデル:イクソ 1/43

 

 

 

 

ルノー4CV 

No57 J.ハーディ/M.Roger

 

1949年のルマンカー。

これには、大きな意味があります。

戦争により1939年から中断されていたルマン。

戦争が終わりついにルマンも復活する時が訪れたのです。

 

大きな転機がありました。

戦前は、ルマンは市販モデルのみ出走可能だったのですが、

戦後はメーカーの多くが新型の開発に入っていないという事情から、

将来的に生産予定の車、すなわち・・・・「プロトタイプ」の出場を認める事になりました。

これは、この後のルマンの形を大きく変えてゆく事になったのです。

(偉大なる耐久レースの全記録より)

 

プロトタイプの出現は、意外にも戦争が関係していたのですね。

さて、モデルはイクソ。プライベータ?でしょうか。

可愛いルノー4CVです。

 

モデル:イクソ 1/43