★ジャガー復活 帰ってきたメルセデス★
【 1985年大会 】
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Winner! ポルシェ956 No7 K.ルドビッヒ/P.バリラ/ウィンター
この年はワークスポルシェが戻ってきました。 しかし、1年間のブランクは大きいのか予選は早くても本選はトラブル 続きでいい所がありませんでした。 ちなみにマシンは962Cに変更されています。 (ペダル位置変更。ロングホイルベース化)
ランチアもしつこく頑張っていましたが、燃費が苦しくどうもいけません。 話題としてはソーバーメルセデスの登場です。(今のザウバー) メルセデスついに復活!という事でしたが、なんとユーノデエール でマシンが空に舞い上がりクラッシュ!決勝は断念してしまいました。
レースは着々と確実にはしるイエストポルシェが優勝を果たしました。 マシンは84年に優勝したマシンそのものです。 完全同一シャシーが優勝したのは、68/69年にGT40が連勝したのに続き2回目の快挙でした。
モデル:PMA 1/43 |
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MAZDA 737C No85
国際貿易から発売されている、マツダシリーズのうちの1台です。 これはなるべく買おうと思っていた1台です。
定価ではちょっと・・・と思っていたのですが、ヤフオクで半額以下でGETできました。 これは素直に嬉しいっすヽ(^o^)丿
スパーク製ですから出来はまずます。 なんといってもかわいい! 以前にコールドキャストのモデルも出ていましたが、買わなくて良かった〜
モデル:国際貿易 スパーク・ビザール 1/43 |
【 1986年大会 】
Winner! ポルシェ962C No1 D.ベル/H.スタック/A.ホルバート
モデル:ビテス 1/43 古いので、かなりイマイチです(^_^;)
グループCが生まれて以来王者として君臨した956/962Cですが 大きなライバルが台頭してきました。 ジャガーです。彼らは6リットルV12というモンスターエンジンを搭載して勝負を挑んできました。 あとは、再挑戦のソーバーも出場しています。 (悲しいかなランチアは現れませんでした(T_T)) 迎え撃つポルシェはセミオートマミッションを搭載してきました。
レースでは、やはりポルシェが強くイエストポルシェ対ワークスポルシェの構図となってきました。 ところが悲惨な事故が発生します。 クレマーポルシェがクラッシュし、ドライバーば亡くなったのです。 レースは3時間近くイエローとなり、そのスローペースがたたり、イエストはリタイアしてしまいました。 結局、ジャガーも全滅し、今年もポルシェの勝利となりました。
モデル:スパーク 1/43 |
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【 1987年大会 】
Winner! ポルシェ962C No17 D.ベル/H.スタック/A.ホルバート
この年はジャガーが本気を出して攻めてきました。 ジャガーは選手権をすでにほぼ手中に収め、この勢いでルマンをもと、 エンジンを7リットルまでボアアップしたXJR−8LMを繰り出してきました。 ポルシェは総勢11台の物量作戦で対抗です。 ソーバーもC9を2台もってきました。
この年のレースはガソリンとの戦いでした。 ガソリンの質が悪かったのです。 その為、ポルシェ軍団は次々とエンジンを壊し、残ったマシンも過給圧 を下げざるえませんでした。 実際十分に戦える速度をもったポルシェは、夜中の時点でワークス No17だけになってしまいました。 しかし、勝負の女神はジャガーにはふり向きませんでした。 次々とトラブルがジャガー各車に襲い掛かったのです。 結局、ワークスのNo17が終わってみれば2位に20周という大差で優勝しました。
モデルは、ライト廻りの出来が悪く、だいぶ修正しました。ライトカバー を外しライトを交換。カバーを削って薄くして形を整えて再度とりつけて あります。思ったよりマシに出来たので、「1986 No1」も買いにいったら無くなってました・・・
モデル:カルツォ 1/43 古いので出来はイマイチ? でもやっぱり欲しい(^_^;) |
【 1988年大会 】
Winner! ジャガーXJR−9LM No2 J.ラマース/A.ウォレス/J.ダンフリース
ジャガーはこの年”必勝!”を掲げてやってきました。 マシンは更に改良されたXJR−9LM。台数も5台の陣容です。 ポルシェもエンジン制御の見直しと、8台全てを水冷仕様にしてきました。 ソーバーは、今年からメルセデスワークスとして登場です。 ところが、予選でタイヤがバースト、理由が判らないため決勝は欠場してしまいました。
レースは、序盤からジャガーのヤンが引っ張ります。 しかし、ポルシェのウォレックも黙っていません。白熱の競り合いは ポルシェの冷却水もれで脱落です。 しかし、まだまだ!スタック組のポルシェがヤンに挑みます。 しかし、ポルシェは燃費が厳しくついにジャガーを捕らえられませんでした。 ジャガーはついに優勝し、31年ぶりに返り咲きです。 この優勝走行距離は惜しくも917の記録に及びませんでしたが、 コースレイアウトが変更になっている事を考えると、ハイレベルなレースでした。 ポルシェの連勝はついに”7”でストップしました。
なお、この年ロジャ−・ドルシーのWMが最高速度記録405Kmを記録しました。
モデルはイクソ。やっとグループCカーを作ってくれました!(^_^;) この調子で、どんどんお願いします!
モデル:イクソ 1/43 |
ニッサンR88C No23 星野一義/和田孝夫/鈴木亜久里 モデル:エブロ 1/43
日産が、ルマンに1988年に送り込んだ、マシンでしたが・・・・ 十分な戦闘力を備えているとは言い難いものでした。 予選15位、23位と出遅れた上に・・・・決勝でも見せ場を作ることなく レースを終えました。(23号車はリタイヤ) このマシンでは勝てない・・・・・次の年のR89Cには更なる改良が 加えられましたが・・・・・それは89年の項で(^_^;)
モデルは秀逸です。 カラーリング、造形文句なし!ホイルが特に絶品です。 思わず2台とも購入してしまいました。 固体によっては、車高調整がうまくいっていない物も有るようですが 分解して修正しましょう。
ニッサンR88C No32 A.グライス/M.ワイルズ/W.パーシー モデル:エブロ 1/43 |
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【 1989年大会 】
Winner! ソーバーメルセデスC−9 No63 J.マス/M.ロイター/S.ディケンズ モデル:エレール 1/43 (プラモデル)
ジャガーはこの年も狙ってます!。 4台のXJR−9LMを持ちこみ連覇狙ってきました。 またこの年のトピックはメルセデスです。ついに本気になった彼らは、 マシンのカラーを”シロバーアロー”に塗り替えてきました。 それに対してポルシェはついにワークスを送りこんできませんでした。 しかし、プライベータはまだまだ多く、14台のポルシェが参戦しています。 この年は日本車もいよいよ本気で、日産がR89Cをもってきました。 マツダも767Bで参戦です。
レースはめまぐるしく、ジャガーがリードしましたがトラブルで後退、 イエストポルシェも首位に立ちましたがこれも冷却水漏れで後退、 今度はヤンのジャガーが首位に立ちました。 しかし、2日目の朝にギヤトラブルで後退してしまいます。 これで繰り上がった、マス組みのC9が首位にたちました。
結局、C9はそのまま首位意を守りきり37年ぶりの優勝を果たしました。 ポルシェは3位には入りましたが、競争力の低下は明らかでした。
日本車は、マツダが7位に入りました。
モデルは、zinnさんに買ってもらったエレールのプラモデルです。 出来は・・・はい、プラモデルです(^_^;)やっぱりちょっと苦しい。 完成を楽しもう!という事で素組です。完成すればまあまあかな?
モデル:イクソ 1/43
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ミノルタ・トヨタ 89C-V No36 小川/バリラ/R.チーバー
このトヨタ89CVも、かなり好きなマシンの部類に入ります。 欲を言えば、88CVの方が良かったな〜
ちなみに、レース実績では、圧倒的に89CVです。 88CVは、レースカーらしからぬ「カッコ追求」の部分が沢山あって 実に「カッコ良かった」のですヽ(^o^)丿 (タミヤの1/24キットを作った事があります)
当然、しわ寄せは実績に来るわけで、89は激しい改造が加えられ 戦闘力は、格段に向上しました。 (そして、少しカッコ悪くなったと・・・・) これと同じような事は、プジョーのCカーにも見られます。
ドライバーは、懐かしい!ロス・チーバーさんがいます。 F1ドライバーの、エディの弟ですね。 今はどこに?
モデル:1/43 Qモデル |
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日産 R89C No23 M.長谷見/K.星野/T.鈴木
日産は、この年に完全な新型R89Cを持ち込みました。 3.5リッターV8ターボを、ローラ製のシャシーに搭載しました。 本選では、この日本人トリオは4位を走ったりした時もありましたが、ほとんど見せ場を作ることなく 全車リタイヤしてしまいました。
ついにQモデルから、R89Cが発売されました。 今年の6月予定でしたから、約4ヶ月遅れ。 待たせてくれました(^_^;) ミニカー屋さん、いわく「最初のサンプルはひどかった」らしいの ですが、手直しで発売を遅らせたかいがあったのか、 なかなか、悪くありませんよ(^_-)
よい所は、塗装がまあまあな所か。 難しいカラーリングをうまく表現しています。 悪い所は、アンテナがしょぼい。前輪の車高が高いなどです。 車高は、結構気になるので削って下げました(^_^;) 2mm下げると、良い感じ!
モデル:Qモデル 1/43 |
総合7位 IMSAクラス 優勝 MAZDA 767B No201 デュドネ/ケネディ/ホゲッツ
有名な「レナウン・チャージ」バージョンも一緒に発売されましたが、私はこちらのカラーリングを選びました。 こちらの非常にシンプルなカラーリングも大好きなんです。
もっと言いますと、MADZA 757 が一番欲しいのですが。 なぜかというと、MAZDAのCカーの本物を始めて見たのが 757 だったからなか? 音がとにかく違う!印象に残るマシンでした。(いわゆるロータリーサウンド)
さて、このNo201号車は、この年1989年に3台出場したうちの1台。 No201は、最上位の総合7位でフニッシュしました。
これは「IMSAクラス」のクラス優勝にあたりました。 このクラス優勝により、MAZDAは次のステップ「総合優勝」に向けて動き出すのです。
モデル:Qモデル 1/43 |
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WMプジョー P489 No52
このWMプジョーは、ユーノディエールが存在したこの当時 「最高速更新のみ狙う」という極めて判りやすいチャレンジを行っていました。
結果、この前年に、ロジャー・ドルシーさんが、WM・P88にて現在の最高速記録である「405Km」を達成しました。 (このマシンの前年型になります) その後、1989年を最後に、ユーノディエールは姿を消したため、記録を破られる事はしばらく無さそうです。
長大な直線が無くなったのは観客としては残念でしたが、やはりとても危険なもの であり、ドライバーとしては恐ろしい直線だったようです。
昔レイトン・ポルシェなどをドライブしていた岡田秀樹さんは、「ユーノディエールではアクセル踏んでいる右足が、(恐怖で)勝手の戻ってしまうので 右足の上に左足を載せていた」らしいです。 なんともまぁ・・・恐ろしい限りです。
モデルは、個体差で出来・不出来があるようです。 今回は通販で買ったので、結構勝負でしたがなんとか良い物に当ったようです。 ラッキーでした。
私が欲しい、P88もおそらくそう遠くない時期に、ビザールからリリースされるでしょう。 それを期待して待とうと思います。 こんなマニアックなマシンを発売してくれるビザール殿に感謝
モデル:ビザール 1/43 |